お尻の黄色いスイカは熟れている?

お尻の黄色いスイカは見なくなったなぁ…

 スーパーや果物店の店頭では年中スイカを見ることができますが、やはりスイカと言えば、夏のイメージですね。スイカと言えば、海、太陽、夏休み、すいか割り、お祭りなどの言葉が浮かんできます。

 子供の頃の記憶を辿ると、真夏の暑い日に家族が揃って食べたスイカは美味しかった。今とは栽培の仕方も違っていて、お尻が黄色くなったスイカは熟れていて、叩いた音で判断していた(大人たちが)。でも、時々それが外れてピンク色のときもあったから、最初に包丁を入れるときは皆が緊張したものだ。井戸水で冷やしていたから、あまり冷えてはいなかったけれど、却って美味しかった・・・。中学時代に林間学校(いわゆるキャンプ合宿)で行った山あいのキャンプ場で、川の水に冷やしたスイカも美味しかったなあ。皆でスイカ割りしたことを思い出す。

 日本一のスイカ生産量を誇る熊本、その一大生産地の植木町に生まれ育ったこともあって、一番親しんできた果物がスイカであるように思う。よく食べたし、子供の絵にもよく登場したものだ。もちろん、僕自身も絵日記に書いたことを思い出します。

 今年もスイカの季節がやってきて、幼いころの思い出が甦ってきます。でも、もうお尻の黄色いスイカは見なくなったなぁ・・・。 

スイカの花(雌花)